講師は椿佳代(つばきかよ)さん。防災グループ:エンジェルランプ代表。災害ボランティアコーディネーター名古屋に所属し、被災地支援と平常時の防災イベントの企画や運営を手掛けてらっしゃります。
中越地震、東日本大震災、広島土砂災害、熊本地震等の支援の豊富な経験から、防災の必要性を説く。。。
もう、アツい先生で、1時間半では伝えきれない・・・!
保護者から事前にとった質問には、
備えについて、非難について、実際の避難所についてetcだったけど
先ず何より安全であること。怪我をしないこと。
推定被害が10000人だろうが1人だろうが、その1人にあなたの子どもがなったら?!
想定外だからしょうがないよね。って言える?
南海地震は来る。大きい?小さい?分からないけど、来る。
命あってこそ、避難もできるし備えも意味がある。
子どもの命を守れると思っていますか?
守れる命は自分のみ。だからこそ、子どもにも防災教育を。
家の中で安全な場所を探して、いざという時はそこへ行く遊びをしたり、ライトと必要なものをおいたり
子どもが1人でも行動できるようにしておくことは大切なことだと改めて感じました。
そして、まずは…
○丈夫な家ですか?耐震性は?あなたの住んでいる所の推定震度は?
家は今スグには変えられないから・・・
以下、私が今日、明日、1週間、1カ月以内にチェックリストを作ってしていこうと思ったこと
○家具・家電を固定しよう
○飛散防止フィルムを張ろう
台所は一番危険ゾーン。
○非常持ち出し袋を3つにわける(1人が1つもつ)
重すぎて持てないと持ち出せない…。子どもと一緒に好きな保存食を入れて作るなど日頃から自分で持つ工夫を。
マコは自分のリュックを持って出かけますが、最近は水筒は重いから持って~などと言います。訓練やな。
○マコの非常持ち出し袋は、ビニール袋に入れておいて、リュックの横に。
○子どもリュックに名前住所を張る。ライトと笛をつける。服はワンサイズ上
○日常的に抱っこひも(布)、ライト笛を持ち歩く。
○子どもに、防災・減債の術を伝える。家の安全な場所を伝えて日頃からゲームしておく。shake out
○持ち出し袋、非常食、備品を置く場所を取りやすく明確にして、みんなで確認
○非常食は美味しく(贅沢?毎日同じものだと気分もめいる)
○避難場所はピンポイントで時間も決めておく
○お出かけの度に、何かあったらここに集合練習(迷子対策にもよいね)
○防災ずきんを作る。中身にナプキン、オムツをはさんでおけば、クッション、トイレの代わりにもなるオムツって使えるのね
○寝る時はメガネはケースに入れる。呼びメガネを持ち出し袋に入れる
盲点、まさにメガネがなかったら見えません。ハードケースを探そう・・・。コンタクトの人も、防災用にメガネは必須よ♪
そして・・・
避難する時は地域でね。(隣りの人が埋まっているのか、避難しているのか分からない)
地域力が高いところは防災力も高い!
避難所はトイレがキモ。トイレが万病のもと。トイレと住居区で履物を分ける。(トイレがピカピカの避難所は病気なし)
→これ、1人じゃなくて、地域のチカラよね~。
印象的だったのは、
子どもの心=ママの心。ママが笑顔でいれば子供も笑う
自分達は家で生活。避難所に手伝いに行くようになってね☆
怖い怖い、だけじゃなく、こうしていたら大丈夫♪と一緒に準備していきたいです。
そうして、、、私たちの暮らす賃貸マンション。平均年齢も高いけど、小さな子どもを持つ家庭もチラホラ・・・。
いつかマンションで、老いも若いもも含めて、防災対策のお話会(名古屋市は出張!家庭の防災教室)をして、実際の固定や、マンションの作りからの逃げ道や安全な場所など聞いてみたい。
地域やお母さん方とクロスロードしてみたりもいいかもしれない。
なにより、時間が足りなかったこの講演。
質問あれば受けるわよ!の講師に対して
時間きっちりで終わりたそうな先生。次の予定もあるものね。
ああ~~、まだまだ聞きたかった。続きがしたい!との声多数
準備してくださった委員の方、部長さん、本当に素敵な講演会でした。ありがとう〜!
う~ん、こんなにもっと聞きたいがあるならば…幼稚園の空いている部屋を借りて
・実際どこまで減防災対策した?どんなの作った?何がおススメ?などの振り返りやシェア会
・防災ずきんを作る会+ハザードマップを読み解く 椿さんを招いて。
なんてのもできたらなぁ。
と思うも、どうやらお母さんで企画して幼稚園の空いた部屋を借りる、難しいみたいです。
地域の学習センターや公民館、借りると意外とするのよね・・・。
場所代数百円を払ってもしてみたい人どのくらいいるんだろう・・・。
まずは、熱した鉄が冷めないうちに、自宅の○対策をいくつかしていこう。
今夜はメガネケースにメガネを入れて眠ります!
オマケ
さらに突っ込んで、今の避難状況、原発や放射能汚染(できれば政治)についても軽く触れる機会も持ちたかったけど
これは、受け付ける人と、あ~、いいわ。の人に分かれます。
私も避難してきているご家族に出会うまでは、なんだか他人事だったもの。(今でもそうかもしれない…)
でも、本当はみんなが知って、変わっていけば(いえ、知るだけでも違うと思うのです)、
次の地震、いや、今の現状も明るい方へと舵を切るのではないかと思うのです。
誰かの我慢の上に成り立っている私たちの生活。
世界中に不公平は存在して(不公平が公平に存在してるだけ)。でもそれが自分たちだったら?
そんな想像するきっかけくらいにはなるのじゃないかと。
知り合いが増えたら、知り合いみんながハッピーになれたらいいよね。って思えると思うんだけどな~。

子育てしやすい家・赤ちゃんと暮らす部屋
☆☆☆オマケ☆☆☆
園からの帰り道、カモがよくいた田んぼにザリガニがたくさん♪
こんな住宅街にもいるんだな~とビックリ
早速、スルメでつってみました。

釣って、放して。釣って、放して。
ただただ、時間が過ぎる、そんな幸せをかみしめながら。
みんな、ありがとう。
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