そして、そのことを自分自身の喜びとすることです。
かわいい子だから、かわいがるのではない。
かわいがられるから、いいこになるのです。
どうか忘れないでください、子どものことを。
佐々木正美先生の本の一節です。
こちらの本もロングセラーですよね。(新刊もついでに)
子どもへのまなざし
(私が佐々木先生を知ったのはちょうど1年前。もっと早くに知っていたら~~)
当り前?
それともハッととした?
私はハッとしました。
生まれてきた時はそうだったはずなのに、いつの間にかかわいくないな~、って思うことも増えてきて。
いつもいつもかわいいわけじゃないけど(笑)、子どもが喜ぶこと、嬉しかったはずだよね…って。
ああ、そうだったわ~~。
☆☆☆
幼稚園の後、隣りの公園で
マコ「パンツになっていい?」
私「いや~、今日はやめとこうか。ここ人多いしな。」
雨上がりの水たまりでお尻をぬらしながら裸足で、素手で、泥遊びをしてるマコを見ながら隣りクラスの仲良いお母さんが一言。
「いや~、そこまで寛大に見れないや(笑)」と、
私もです…(笑)毎日じゃないよ。
園外では裸足で遊ぶのも好きだし、なっていいよと言えば、裸になって遊ぶでしょう…。
雨上がりの公園も、濡れたら濡れたで。
と、まぁ大きな危険がない限り、こどもが「したい」という気持ちをなるべくそのままに見ています。
濡れたり、こけたり、小さな失敗したらそこから学ぶでしょうと。その時、「そうだね~」と受け止めて一緒に考えたらいいのかな、と。
できれば、ちょっとしたもめ事も見守りたい・・・。
と、そんな子育てを、マコが産まれてからずっとしてきたかと言えば、そうではありません。
食べ物に気を使い始めたのがきっかけで、子どもの本来持っている力って?
というところから、自然育児という言葉も知りました。
それまで(3歳前まで)は、おもちゃが貸せないマコを(小さい頃は貸せていたのに)どうして?そんなにたくさんあるんだから貸してあげなさいっ!
ああ、汚れるから、そこには入らないで~~。
ありがとうは??こんにちはは??ゴメンって言うんだよ?!って
そりゃもう、必死に声かけてました・・・。
子どもが周りに優しくできないのは、私がちゃんとしつけていないからだって。
子どもは、子育ては、母親は、こうあるべきって。
もっと遡れば
アレルギー対策に部屋は埃がないようにしなきゃ。
(今思えば、本当にかわいそうだったけど生後半年でアレルギー体質と分かった時は毎日1時間強かけて、隣りの部屋で泣かせながらも掃除機をかけてました…。)
トイレトレーニングもちゃんとしなきゃ。
(半年でいいから、しまじろうの力を借りたい・・・!)
寝る時間と場所はトレーニングした方がいいのか?!
体に悪いものは食べないで!(あ、今でもしちゃう・・・)
泣いても、抱っこより、しなきゃいけないことはしなきゃいけないのよ!!
そう思うと、息苦しかったな~~。
子どもはかわいかったし、愛おしかったけど、こうしなきゃが多すぎて。いつもイライラしていたと思う。
(あ、今でもよく、いらっとしてるけど…汗)
怒らないで! ママ、どこにも行かないでって、結構な不安ストレスなんだろうと。反省・・・。
最近も、私は自分の価値観を押し付け気味なところがあったな~、気をつけなきゃと思いつつ。
きっと、子育てが苦しくなるのは、
子どもにこうしてもらいたい(させたい)。けど、そうならない
って時だと思う。
分かっているけど・・・子どもは自分とは別の人格なんだけど・・・
こういう風に育てたい。という想い。それが強すぎると、苦しくなる気がします。
しんどくなったら、「ま、いっか」
ただ、目の前の子どもを見つめて、認めて、愛して。
この時、この瞬間を一緒に楽しむだけでいいのだと思う。
他は何もしなくても。
ご飯なんか食べなくても、お風呂なんか入らなくても、歯磨きなんかしなくても。片づけなんかできなくても。死にゃしない。
そう思えるようになってから、ずいぶんと楽になったような~。
ええ加減過ぎる?!?!
この子を信じて待ってみよう。そして・・・もっと大人である自分自身がくつろご~っと。
保育士おとーちゃんのお話を聞いた時も、改めてそう思えました。
そして、、、今さらだけど
たまたま手にとったこちらの本。と~っても軽くてあっという間に読めました。
知ってる知ってる?アドラー。わたしゃ知りませんでしたヨ。
いっこさんの楽しい子育て
「勇気づけの声かけ」には、うんうんと頷きながら読みました。
例えば、台拭きをしてくれた子どもに「ありがとう。急いでいたから助かったよ。ありがとう」と言うと、3歳でも20歳の息子でも嬉しいんちゃう?お母さんは仲間になってるやろ?
そして、
子育ての行動面の目標→自立する・社会と調和する
子育ての心理面の目標→私は能力がある・人々は仲間である
おお~~、大きく同意。そうそう。それよ!
子育ての目標ってな~に?と聞かれた時、
え??元気に健やかに育ってほしい。としか答えられず
ん~~。自立した時に…どんな大人になっていて欲しいかよね?
いろんなことにチャレンジできる(失敗してもいい)人で、考えの違う人を認めて、周りの人と協力できるような大人・・・?と、ぼや~っと。
パクりますっ!!
子育ての目標「自立する・社会と調和する」「私は能力がある・人々は仲間であると感じている」大人に。
子どもは失敗から学ぶ
そう思って接してきたけれど
大人も(私も)失敗から学べてると思いたい。
「昨日を忘れ、今日を喜び、明日を楽しめ」
元気に生まれてきてくれてありがとう。私の所にきてくれてありがとう。
そんな気持ちを思い出して。
子どもと一緒にごろごろしま~す(笑)
育児中のおススメ ビタミン剤
全てのお母さん(お父さん)が、「ま、いっか。」ってちょっと気楽になって、子育て楽しめますように☆

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