NHKプロフェッショナル仕事の流儀でも特集された給食の
まずは、席について、ビックリ!
今回の講演に使う小道具が1人1人にセットして置いてあるんです。
今回のこの企画、友人(て言っていいのか?知人?)が企画したもの。
彼女が企画して、聞いて欲しいと思うなら、絶対必要なことなんだろうと、参加を半年前から決めていました。
どこにもスポンサーを取らずすすめるそのバイタリティとやる気に、
知り合いにチラシを配ったり
あいのう流通センターにチラシの折り込みを頼んだり
たぶんきっと、他にもそんな気持ちで関わっている人が何人もいるんだろうなと。
彼女の魅力?に、今さらながら感心~。
さてさて内容は・・・
1人じゃなくて、子を持つ人まわりの人たち、みんなで聞きたかった!!
いや、そう思って身近な人にも声かけたんだけど、いかんせん私の人徳のなさか
「良さそうだけど、遠いから~」って、一人参加ですヨ。着いたら知り合い何人もいたけど・・・。
本物を伝えたい 調味料・季節の食べ物・旬のもの・地域のもの
調味料は、作り手(メーカー)に会いに行く。
昔は佐々木さん自身も市販の「○○のル―」や「○○のもと」を使っていたそうです。
が、これって本当に必要なもの?
裏を見たらいろんなものが・・・。
家庭にないようなものは、使わなくていい、必要ない。
とシンプルな調味料になっていったそう。
そして・・・ラベルをちゃんと見てね。
今までなかったのに、突然「アルコール」添加になっている調味料もあったそう。
手づくりのカレーは有名ね。
他にも、
トマトソースも給食センター自前のトマトハウスを作ったそう。
数トンというトマトを収穫して、ソースにする。
夏に嫌と言うほどトマトやキュウリを食べたら、自然と冬にはいらなくなる。
トマトもキュウリもサラダの代名詞だが冬のサラダにはなくてもいい。
蕗を調理師さんや猟師さんたちと、山に取りに入り・・・1トン採取。
取るのは簡単、その後の処理が大変。
すごいな~と思ったのは、
そこで、老人ホームや老人大学の方たちに声をかけて、手伝ってもらっているそう。
また、パイプができたら、、、老人ホームや学校で多い食材足りない食材を行き来させることもできているそう。
小さな地域だからできることなのか?でもこれってすごいよね。
そして・・・そんな風に手作りしたお昼ごはんは、日本一ミネラルが豊富だったそうです。
第三者が測ったところ。比較では2番目に多かったのはオリンピックの選手村。
なによりお話の中で繰り返されていたのが
「子どものためにと、みなさんが労を厭わなかったから」「子どもたちのために。と動いてくださったから」
きっと、ここ名古屋にもそんな方はたくさんいるはず。
そして・・・
私質問に手を挙げて、前の方と同じような内容の質問だったから断わろうかと思いつつ「やっぱりいいです」と言う勇気がなくて
同じような質問をしてしまったのだけど丁寧に答えてくださいました。
その中でも、ハッとしたのが
「まずは、感謝の気持ちを伝えること」「実際の人と会ってみること」と。
そうだ、どんな料理も、それを一生懸命作っていくださっている方がいて感謝はしてるけど・・・
ってまず、ありがとうが抜けてたわ。言わないと伝わらないし、その気持ちが足りなかったんじゃないかと気付きました。
そうして○○らしい・・・じゃなくて「実際の人と会うこと」
やっぱり大切やな~と。
勇気がいるけど・・・
名古屋はまだ自校給食が残っている地域が多い。(民営化も始まったけど)
給食室にお邪魔してみるのもいいのかな~と思いました。
いや、本当の邪魔にならんようにせな・・・。
みんなが佐々木さんの給食を食べられたらハッピーだけど
佐々木さんみたいな気持で作ってらっしゃる栄養士さんや調理師さんもいてるはず。
そして、何より、
お母さんたちがそんな気持ちで
子どもの食べ物を作っていけるといいなと思う。
どの子もね、美味しい食べ物食べて、みんなで「おいしいね~」てほっとできたらいいよね。
本物のお昼ごはん と 給食費も払えない(&払わない)家庭がある実態を知るだけにどんなかたちがいいのか・・・。
みなが、子どものために…(それって未来のためにだよね)考えることができる場所をこんな風に作ってくれた友人に感謝
そして、繋いでいけたらいいなと思います。
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